金と暇の活かし方

金と暇の活かし方

消費と創作

暇と金があっても、消費だけの人生というのは張り合いのないものです。暇と金があれば、ちょっと気になったレストランにがあれば片っ端から出かけたり、ツアー会社におまかせで大名旅行を楽しんだりといったことも可能ですが、こうした消費は長く続く楽しみではありません。私はすぐに飽きました。今でも食にはこだわりがある方ですが、あまりお酒を飲まないこともあり、都心へ出かけた際に少し贅沢なランチをいただくのが密かな楽しみといったところです。

一方で、自分で意思を持って創作する活動はいつまでも飽きがこないものです。また創作活動の多くは、得てして消費よりもお金がかからないものです。私は文章を書くことを楽しみとしており、このサイトの他にも文章を書く場をいくつか持っています。本業の研究者として論文や各種の文書を書くこともその一つです。これらの活動はライフワークと言えるものであり、十分な金と暇のある今後の人生でも一生書き続けるでしょう。

理想を実現するのは金と暇

自分が心血を注げるような創作活動がサラリーマンとしての労働や自身のビジネスとうまく噛み合っているのが理想です。私の場合は幸いにして研究という創作活動を仕事とすることができ、充実した生活が送れています。しかしながら、サラリーマンの悲しい現実として、自分の裁量を超えたところでこの仕事を失う可能性は常に付きまといます。現実にそうなったときは、自由に創作ができるような生活を求めて動くことになるでしょう。こうした余裕が持てるのは、十分な資産を形成し、そのときに向けた準備を着々と進めるだけの時間を日々確保できているからこそです。

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